(本イベントは終了いたしました)

ュージアムにおけるデジタル技術の活用は、これまでも資料のアーカイブの必要性から進められてきたが、コロナ禍を経て、デジタル化したコンテンツのオンライン活用や、オンライン上でのバーチャル展示など、より多様な可能性に目が向けられている。

全ての人に開かれたミュージアムとして、ミュージアムにおけるデジタル化はどのような可能性を持ち、どのように活用していくことが望ましいのだろうか。観光や地域発展との関係はどのように考えられるだろうか。

エジプトと日本の情報を共有して学び合う場としたい。

Eman Mohamed Abd Elmageid (Emy)

 

大エジプト博物館エジプト中王国時代部門収集マネージャー

 

キュレーター、エジプト学者、博物館学者。

2005年カイロ大学卒業、2021年ヘルワン大学観光・ホテル科博物館学修士号取得。

カイロ博物館パピルス・コインコレクションキュレーターを経て、2018年より現職。

自然資源や文化遺産を次世代に残すことと、地域社会の社会文化的真正性を尊重することを両立させ、観光産業における持続可能な発展を実現するために、地域社会の意識を高めることを目標としている。

読書、写真、サステナビリティに関心がある。

中尾智行

 

文化庁参事官(文化観光担当)付博物館支援調査官

 

1973年大阪府生まれ。専門は日本考古学と博物館学。河内長野市教育委員会、大阪府文化財センター、鳥取県教育文化財団、神戸女子大学非常勤講師、大阪府立弥生文化博物館総括学芸員を経て2020年から現職。これからの博物館に必要なのは、資料と館活動の公共化、利用者との価値共創を進めることであり、ICTの積極的な活用がその有効な手段となると考えている。

今井拓哉

 

福井県立恐竜博物館研究員

福井県立大学恐竜学研究所助教

 

1987年生まれ。東京都出身。博士(理学)。専門は恐竜の繁殖、恐竜時代の鳥類の分類。近年では恐竜化石のデジタルデータ化や、バーチャル技術を活用した教育・普及活動に注目し、「福井バーチャル恐竜展」などを実施している。民間企業との連携にも取り組み、(株)地球科学可視化技術研究所(茨城県つくば市)恐竜技術研究ラボ客員研究員や、(株)恐竜総研(福井県福井市)技術部長も務める。

朝倉由希

 

公立小松大学国際文化交流学部准教授

 

1977年福井県生まれ。京都大学卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科応用音楽学博士後期課程修了。博士(学術)。2017~2021年度文化庁地域文化創生本部総括・政策研究グループ研究官。文化政策国際比較等に携わる。2021年度より現職。専門は文化政策、アートマネジメント。国や自治体が文化を支える仕組みについて調査研究を行い、芸術文化の多様な意義とその評価のあり方について探求している。文化庁文化創造アナリスト。



日時場所

2022年12月14日(水) 18:00-21:00

ハイアットハウス金沢3F Hレストラン 石川県金沢市広岡1丁目-5-2

会場定員40名 オンライン同時開催

英日通訳あり

参加費無料


タイムテーブル

17:30 開場、オンライン入室開始
18:00-20:00

第1部

 開会、基調講演(朝倉氏)

 登壇者による講演(Emy氏、中尾氏、今井氏)

 福井県立恐竜博物館オンラインツアー

20:00-21:00

第2部

 ディスカッション

 閉会


申込み方法

(本イベントは終了いたしました)


開催者情報

主催:独立行政法人 国際協力機構 北陸センター(JICA北陸)

協力:国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学

   一般財団法人 地域振興研究所